獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200508-229

2題
投稿日 2005年8月24日(水)01時42分 投稿者 はたの

獣医師ではありませんがご参考まで。

>こんあきのりさん

 全く同じではありませんが似た症例で、検討していただいた獣医師経由で海外のその筋の権威に問い合わせてもらったことがあります。受傷後24時間以内なら治癒可能性あり、ギリギリ48時間、それをすぎたら機能回復の見込みはない、との由でした。つまり、最初から鳥の形成外科に強い獣医師に受診するのでないかぎり厳しい、術式を調べたり資材を新たに手配するヒマはない・・・
 従って、放鳥は諦めて(許可を得ての)終生飼育、機能回復よりもペインコントロール、中長期的には飼育下QOLのための断翼も選択肢に、という感じではなかろうかと思います。この時期ですとカルガモと思いますが、であれば成鳥でも比較的飼育に順応しやすく、ストレスの少ないまあ幸せな余生を提供できるものと思われます。

>KIKI0305さん

 個々人の感じ方次第であって、動物好きかどうかでくくれるものではないでしょう。
 実際的な害はまず考えられませんが(KIKI0305さんが召し上がる肉だって動物の死骸です。糞尿の数センチ横に位置していた肉や、場合によっては糞に直接触れていた部位も召し上がっているはずです)、ロジックより心持ちの悪さが勝つならそれも仕方ないことですし。
 KIKI0305さんの嫌さ加減と、相手の感情を害するリスクを秤にかけてご自身で決められればよいことと思います。

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