意見交換掲示板過去発言No.0000-200508-52
re大好きな愛犬が亡くなったのですが… |
投稿日 2005年8月5日(金)23時26分 投稿者 はたの
獣医師ではありませんがなかなかレスがつかないようですので(誤りあればご訂正ください>獣医師諸氏) まずもって心中お察しします。突然の死というのは心の準備ができていないものですから、ことにお悲しみのことでしょう。 さて、死因ですが、剖検しなければ正確なところはわかりませんし、剖検したからといってわかるとも限りません。 また、死因といっても、どの段階(直接のそれか、遠因か)をお知りになりたいのか、によっても答えが得られるか否かは異なってきます。 書き込みから拝察する限り、直接の死因は脳に何かが起こったからだろうと思われます。呼吸や鼓動を司る部位に必要な血液が行かなくなったのかと。後ずさりし始めたあたりで意識はもうろうとして、倒れたときにはおそらく意識はなかったでしょう。 その理由としては、脳の血管が詰まった、脳の血管が破れた、心臓がうまく血液を遅れなくなった、脳以外の場所で太い血管が詰まるか破れるかした、などが考えられます。 ガム、ダニ、ブラッシングなどはほぼ無関係と考えてよいと思います。 夏バテやダニ取りの薬が効かなかった、というところからは、全体的な体力の衰えが考えられなくもありませんけれど、どこかの臓器に特殊な支障があった(ガンその他)のかはわかりません。仮にそうしたトラブルがあったとしても、犬種と年齢からすれば、広い意味での老衰の範疇であろうと思います。 全体的にくたびれてきていて、どこかが壊れて脳に血が行かなくなってしまった・・・のではないかと。 看取った側のつらさはわかりますけれど、当人にしてみれば、「楽しく遊んでいる時に不意にフッと意識がなくなってそのまま」であったろう、苦痛がまず最小の範囲の大往生であったろうと思います。詳細な検査をしていれば幾ばくかの延命は可能だったかもしれませんが、その場合の死が同じように苦痛の少ないものであったとは限りません。 少し時間はかかるかもしれませんがお心を整理なさって、不要な後悔などなく弔われるのがよいだろうと思います。 |
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