意見交換掲示板過去発言No.0000-200509-140
マルチレス |
投稿日 2005年9月19日(月)13時16分 投稿者 プロキオン
9月14日の ヤスさんへ 動物フォーラムの方でも「水」について疑問を感じている方がおられま したが、同様の質問はこの掲示板の過去ログにありました。検索機能を 使用して過去ログを覗いてみて下さい。私のレスはそちらにあります。 9月14日の ぐるっぱさんへ 猫の乳腺腫瘍は、そのほとんどが悪性ですので、腫瘍が小さいうちに手 術するのにこしたことはありません。私の病院でも飼い主さんが手術を 躊躇って腫瘍が大きくなり過ぎたり、自壊が始まってから、やっぱり切 ってくださいが結構あります。 猫の負担もそれだけ大きくなりますから、高齢が手術を躊躇う理由であ れば、なおのこと早期の方がよいでしょうし、再発の可能性も低くなる はずです。 見ていられなくなって手術してくださいというようであれば、高齢は理 由ではなかったということになります(客観的に見れば)。 私の病院では13歳でも14歳でも、手術しています。ただ、やはり最 初は年齢を理由に断られています。したがって、手術の回数も複数回に なっています。13歳の方はすでに亡くなりましたが、14歳の方は生 存しています。 まだ、乳腺炎の可能性があるそうですが、この点は早期に見極めた方が よろしいでしょう。 9月15日の ももたんへ 猫のヘルニアとのことですが、食欲がなくなってしまっているのですか ? 食欲とは直接関係しないと思うのですが、その点を主治医の先生は どのように判断されているのでしょう…。 ヘルニアは、かなり長期に亘って飼い主さんと二人三脚で対応していか あくてはならない病気というイメージを私はもっているのですが。 いずれにせよ、飼い主さんの手にあまる状態であれば、入院させるべき でしょう。 >ナディアさん レス、遅くなりました。エリザベスカラーと留置針の装着、私も賛成で す。留置針に「インジェクションプラグ」をつけてもらうと、留置針の キャップを外したり入れたりの際の事故が防ぐ事ができますし、感染の 危険性も減らす事ができますよ。 なによりも、点滴チューブにつなぐのが楽になります! 9月16日の ルーカスの飼い主さんへ 10歳の雄犬で、肛門脇が腫れていて、排尿するとそれがなくなるとい うことであれば、「会陰ヘルニア」が疑われるのではないでしょうか。 9月16日の たまごさんへ 1ヶ月足らずの子猫で青鼻があって、測定できない程体温が低かったと いうことであれば、これは育児放棄というよりも、母猫の負担を考えて 次に生まれてくるであろう子猫に精力を注ぎなさいと本能に命じられた のです。 例え、問題のなかった赤ちゃんでも何らかのアクシデントで体温を下げ てしまうようなことがあると母猫は、面倒をみなくなってしまいます。 これは種を維持するために、遺伝子に書き込まれた命令なのでしょうか ら、いたしかのないものかもしれません。 ですから、保温をして治療してということで、三途の川から戻っておい でということで獣医師の処置にも私は違和感を感じませんでした。 死の徴候が現れているから、本能は母猫にあきらめるように諭したので す。獣医師は、死の徴候が出ていてもそれを承知していても、やること はやらなくてはなりません。 それでも、「私の力が足りませんでした」ということであれば、結果責 任を自分が負うとしたのですから、私は誠意のある方だと思います。 言葉としては、「もっと早く連れて来てくれなくては」という言葉も使 うことはできたと思うのです。 すでに終了しているお話ではありますが、たまごさんが獣医師の先生に 不審を感じておられたようですので、その点は伝えておきたいと思いま したもので。 9月17日の ゆっこさんへ 白血球数の単位が必要ですね。 私のところの計測器ですと、100単位で表示されますから、1、36 であれば136個になってしまいます。 1000単位の表示でも1360で異常に低い数値です。10000単 位の表示であれば、13600も15400も、どちらも異常な数値と は言えません。むしろ健康な状態と考えられるでしょう。 10万単位であれば、これは初めて白血球が多すぎると言わなくてはな りません。 おそらく、小数点なしで136と154という計測値だったのではない でしょうか? 市販されている計測器の情況からいけば、そのあたりが 一番考えられる話しだと思います。 9月17日の モモヨさんへ 別に飼い主さんの悪口の類がカルテに書いてあるわけではないと思いま すよ。 カルテの保存は獣医師に限らず、診療者に課せられた義務ですから、定 められた期間は、保存と守秘が必要です。写しを渡したとしても、その 管理責任も生じます。 これは、クライアントからの要求であっても、相手の如何を問いません。 まあ、そうは、いっても日常の診療の中では、飼い主さんの眼前でカル テに記入したりもしますし、カルテで治療内容を説明したりすることも 多いものです。悪口の類いであれば、わざわざカルテには書かないでし ょう。 飼い主さんがカルテ(写し)をどのように利用するとかと考えれば、ま ず同業者に見せるということがあげられます。単純に同業者に見られて ああでもないこうでもないというふうに言われるのが嫌なのではないで しょうか? 医療に完璧はないですから、採点されると分かっていれば、それはどき どきしますよ。だから、普通は紹介状にとどめて、不審な点とか過去の データーなら問い合わせてくださいということでやっているということ になります。 9月18日の ぢぢさんへ 書き込みなられている相談内容については、実際に診察してみないと把 握も理解もできないようです。 ネット相談にはむいていないと思います。 9月18日の じゅんぴーさんへ 困っていますとタイトルにありましたが、そもそも最初に どのような 目的・意図で子猫を連れて来られましたか? 目的も無く連れて来たのであれば、ただの誘拐にすぎません。自分で飼 育したかったのですか? 治療目的の保護ですか? 治療の後どうする 計画だったのですか? 親猫が捜している、子猫は泣くで困ったというのであれば、それは相談 されても困ります。何をどうしたかったのでしょう? 9月18日の nanaさんへ 書き込まれている内容に一貫性がなく、右往左往している様子が伺えま す。 nanaさん自身があばちゃばしたところで、事態はなんら変わりませ んので、まず、落ち着いて、主治医の先生にお話を伺ってください。 患者を診察していないものに、あれこれ尋ねても返ってきたレスで一層 混乱してしまうようにも思います。 本当に尿毒症で肺水腫まで起きているようであれば、これは良くない状 態なのですが、その前の段階を理解できていないと受入れ難いかもしれ ませんね。 # nanaさんをバカにしたり、見下したりというのではなく、混乱 を助長してパニックなられてもということです。 9月18日 「子犬の目が開いてしまった」 目が開いてしまった経緯と子犬の日齢が不明ですので、コメントできか ねます。 9月19日の ぺとらさんへ 「膣の最後のところ」という位置が理解できません。子猫の体にとって ということでれば、陰部の皮膚ということなのでしょうか? 尿道が膣 に連絡している部位? 人間から見てであれば、子宮頚管の部位? ちょっと分かりません。 8月30日に保護とありますが、2ヶ月くらいというのは、この時月齢 ですか、それとも本日の時点? 月齢については、最低2ヶ月齢として、今日まで生存してきているわけ ですよね。赤ちゃんの時には母猫が舐めてあげているだけで排尿できて いたことになりますよね。(ここまで生きてきたわけですから) 「どこが、どのように、どの程度」ということがらが、文章からでは把 握できかねます。 |
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