意見交換掲示板過去発言No.0000-200509-186
inahoさんへ >はじめまして。 |
投稿日 2005年9月22日(木)11時32分 投稿者 りんママ
ネコが感染する外部寄生虫には「条虫類」や「回虫類」があります。 獣医さんにウンチを持って行き寄生虫や卵がいないか検査をしてもらってください。 便中に虫卵や寄生虫が検出されたら治療が必要になりますので、駆虫薬を投与することになります。 1度の投薬では駆虫出来ないこともありますから、獣医さんとよく相談をしてくださいね。 犬猫に多く見られる瓜実条虫は、白い扁平なウリの種状のモノが混じっていて切片が切れた状態(この中に虫卵があり)で排便されることが多く、良く見ると伸び縮みして動いています。 ノミが媒体しますので、ノミの駆虫も必要になります。 検便だけでは発見しにくい寄生虫ですが、ウンチやおしりの周囲に小さな虫が虫が付いておしりの不快感があっておしりをこすったり舐めたりすることで気が付くことがあります。 ネコ回虫は母子感染もありますが、ネコ回虫に感染したネコのウンチに混じって排泄されそれらが被毛についたり草などについていたり、幼虫がついた畳やカーペットを舐めて感染します。 予防について、室内飼いを徹底させることが何よりの予防になります。 瓜実条虫の予防は、成虫を駆除するだけでは不十分です。 媒体するノミを付けないこと、室内に落ちている虫卵や幼虫の清掃が必要です。 ネコ回虫の場合も、ネコの住環境(ねこトイレやノミの駆除)や室内の清掃は必要です。 お外に出すことは、寄生虫の他いろいろな感染の危険が伴いますので、春〜秋にかけてノミのシーズンには継続的な駆虫と予防を行う必要があります。 ノミは潰すと瓜実条虫に感染していると周囲を汚染させますので、絶対に潰さないで下さいね。 ノミは石鹸水などにつけて駆除するとよいです。 まずは、ウンチをもって寄生虫に応じた駆虫が必要になりますので、動物病院でご相談くださいね。 |
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