獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200509-241

延命より残された生活の質
投稿日 2005年9月30日(金)13時30分 投稿者 ナディア

留置針装着について自分なりに考えました。結論としては断念しました。
主治医の先生とはお話してませんが、ここ2週間の様子を見てて思いました。私の都合上で点滴が1週間の間隔に開いてしまいました。でも愛猫のハナは間隔を詰めての時より元気にしています。数値的に良くなってないのは解っています。精神的なものだけだと思います。年令がまだまだ若ければ集中してでも点滴を頑張りますが、15歳ですから・・・諦めてるわけではありませんが、病状的にはどんなに頑張っても2年は無理でしょう。それなら残された時間の中で何を選択するかを考えました。点滴そのものがハナには辛いように感じます。留置装着すれば点滴をすることは楽になるかもしれませんが、液を体内に吸収することや点滴をしている間のストレスは相当なものだと思います。以前に私自身が病気で1週間の点滴を経験しました。毎日、朝昼晩とでした。4日目頃はとても辛かったです。それを思い出し、そして、点滴の間隔が開いてしまった2週間のハナの様子を見て決心しました。残された時間は短くなるかもしれませんが、短い時間でもハナが楽しく元気に過ごせる時間を選びます。飼い主の独断的考えかもしれませんが、ハナの様子を見てるとハナ自身も同じように考えてると思います。
sutemaru先生、プロキオン先生、アドバイスありがとうございました。今回は断念しましたが、そういう方法があることをこれから先に役立たせたいと思います。そして、希望は捨てません。2年・3年頑張れるかもしれないと願いながら、まず1年を目標に大切に過ごしていきます。

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