意見交換掲示板過去発言No.0000-200510-185
Re:耳の聞こえない犬の飼い方 |
投稿日 2005年10月28日(金)02時08分 投稿者 パールちゃん
Dogmanさんへ。 音の代わりとして仕草でコミュニケーションをとるといいですね、手話のように。たとえば、呼ぶときは名前を呼ぶ代わりに指1本立ててそれを見たら来るように練習したり、「待て」は手のひらを下向きにしたり。つまりボディランゲージですね。言葉の通じない外国の人と話すときといっしょです。 仕草を見せるのと同時に犬の体の決まった部分をさわることも取り入れるといいと思います。コミュニケーションを視力だけに頼ると年老いて目が悪くなったときに困りますから。たとえば、手のひらを見せて「待て」をさせたら、その手で背中を2回トントンと叩くなど。それを習慣にすればいずれ視力が落ちたときでも背中をトントンされたら「あ、待てって言ってるんだな」と犬はわかります。 むずかしく考えなくていいですよ。聞こえなくてもたくさん話しかけてあげてください。同時にたくさんさわり、なかよしになればなんにも不自由なく暮らせます。ただ、いきなり後ろからさわったりすると驚いてしまうでしょうから、後ろから近づくときはわざと足音を立てて歩いて床の振動で近づいていることを知らせたり、必ず前に回ってからさわるよう配慮してください。 お散歩にも積極的に行って目や鼻や足裏の感覚で外の世界を知るようにしてあげてください。視力や嗅覚や触覚が聴覚をカバーしてくれますよ。 |
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