意見交換掲示板過去発言No.0000-200510-40
re:悲しいです |
投稿日 2005年10月8日(土)11時02分 投稿者 プロキオン
残念ながら、私の住む県においても最近このような話が増えています。 いつのまにかちょこちょこんとできたショップのいくつかにおいて、こ のようなお話を見聞きしています。 私の周辺では、ジステンパーとかパルボの感染症に罹患している犬の販 売が多いです。ショップでもワクチンをお抱えの獣医師でワクチンを接 種しているのですが、日齢無視で一斉に接種しているので、実際の効果 がうまく現れないのだと思います。 また、生命保証や交換という保険システムはあるものの、疾病の罹患を 理由とした返品対応がないところは、どこも共通しているようです。 購入者である飼い主さんからのクレームに対しては、購入時の契約書が 盾となっていて応じて貰えないようです。 つまり、犬や猫は引き取っても良いが、お金は返金されないということ です。 動物はお抱えの獣医師の下で治療して、もし治るようであれば、また店 頭に並べられるということのようなのです。 確かに購入時の契約書というのは、購入者から見れば、やっかいな障害 かもしれませんが、手順んを踏んでいけば、戦えないこともないでしょ う。それが1つの方法。 そして、もうひとつ、件の猫があなたの元へやってきたのが、定められ ていた運命として受入れ、愛情を注いであげることです。そのままペッ トショップにいたのであれば考える事もできなかった飼い主との繋がり を教えてあげることです。 不正と戦うのも、弱い物を守ってあげるのも、どちらも心のありようで す。どちらでなければならないということでもなく、どちらも大切なこ とです。個人的に自分の持てる力の範囲でどちらをより多くとるかとい うことにすぎません。 |
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