意見交換掲示板過去発言No.0000-200511-136
RE、アレルギーについて |
投稿日 2005年11月18日(金)23時11分 投稿者 田口正行
確かにシーズーはアレルギーを起こしやすい犬種です。 アレルギーは食事性、アトピー、ノミアレルギー、接触性の4つが主なものと考えられています。 このうち食事性の過敏症には、新奇蛋白食(これまでに出会った事のない蛋白質を蛋白源にした食事)、またはアミノ酸食もしくはペプチド食(蛋白質を分解してしまう事で異物として認識されないように考慮された食事)を用います。 もしも、今使われている食事でかゆみがまったく治まらないようであれば、この子は食事性の過敏症ではないか、もしくは食べている食事には 過敏症を起こすものが含まれているかのどちらかになります。 主治医の先生と相談されて、可能であれば別の食事に変更されると良いかもしれません。 アトピーについては、ステロイドで反応が見られる事がほとんどですが、もしも反応がないとすると、実はこの子はアトピーではなく、他のとてもかゆい皮膚疾患であるか、または、使用されているステロイドの量が不足している可能性が考えられます。 ステロイドの量を増やす事で症状が改善する場合でも、かなりの高容量でなければ維持できないようであれば、インターフェロン、やシクロスポリンなどより長期間の副作用の少ない薬剤への変更を考える事もあります。 |
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