意見交換掲示板過去発言No.0000-200511-30
Re:歯石除去について |
投稿日 2005年11月3日(木)20時04分 投稿者 パールちゃん
きららさんへ。 佐々木くんはもともと迷子で、うちに迷い込んできたのを飼うことになったので正しい年齢はわからないんです。歯のすりへり具合などからみてうちに来たのは2〜3歳くらいのときだったと思います。そのときすでに強陽性のフィラリアですぐに親虫摘出の手術をしたわけです。手術後10年弱生きましたから亡くなったのはたぶん12歳前後です。手術でフィラリア親虫は無事に取り出せましたが佐々木くんはその後も咳には苦しみました。特に春先や秋口など一日のうちで気温差の大きい季節や、冬あたたかい部屋から急に寒い庭に出たときなどグエッグエッという咳が続き、咳がひどいときは気管支拡張のお薬を飲ませたりしました。亡くなったのは咳などの呼吸器疾患が直接の原因ではなく、次第に食欲が落ち足腰も弱って老衰に近い状況だったので、もしかしたらうちに来たのが2〜3歳というのは間違いでもう少し齢をとっていたのかもしれません。 ダイちゃんも引き取った子なので正しいは年齢はわかりません。うちに来たのがおそらく5〜6歳、それから7年経ちましたから今は12〜13歳です。5〜6歳で親虫温存・子虫撲滅のフィラリア治療、その後は咳も呼吸の乱れもなく今日も元気に走り回っています。耳は遠くなってきましたけどね。 佐々木くんはうちに来たときかなり歯石があったので親虫摘出の手術のついでに歯石取りもしました。我が家の犬の歯石取りはその1回だけ。ほかの犬たちは歯石がブ厚くなったら私が爪でペキッと取っています。 体力のあるときに最善の治療をし、その後の生活を工夫してあげれば、フィラリアにかかった犬でも長生きはできますよ。 |
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