意見交換掲示板過去発言No.0000-200602-51
兄猫さんへ |
投稿日 2006年2月4日(土)10時21分 投稿者 けりーずはうす
まずは、巨大結腸症であるのか、単に便秘であるのかを診断する必要があると思われます。 もしも便秘なのであれば、確かに自宅での浣腸で排便を促すことは出来ますが、 前者の病気であれば、物理的に、便が直腸ー肛門を通過することは不可能ですので、 それなのに便意だけ促すのは、猫にとって苦痛を強いるのだけです。 この場合は獣医師は鎮静等をかけて、手や機械を使って直腸の便をかき出した後、 浣腸を行うと思われます。 また、猫の年齢、全身状態により、排便させた後に血圧が下がり、点滴をしないといけなくなるケースがありますので、やはり、一度は病院に連れて行かれることをお勧めします。 その後は処方食、便を柔らかくする薬などで、毎日の排便を促すように維持も出来ます。 もちろん、お調べになってご存知かと思いますが、難治性の場合は手術を行うこともあります。が、最近はほとんど薬で維持できますよ。 巨大結腸症は高齢の猫に良く見られる疾患で、原因は様々です。兄猫さんのおっしゃるように、手術後の癒着等が原因かもしれませんし、単純に腸の機能低下かもしれませんし、 骨盤が狭い、という骨格が原因のこともあるのですよ。ご自分を責めていらっしゃるのかな?そのために、病院には連れて行きたくない、とのことでしょうか。でも、このままではそのうち食餌を嘔吐したりすることになりますので、休みに入る前、本日中には病院に 連れて行ってあげて欲しいものです。 |
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