意見交換掲示板過去発言No.0000-200602-53
>ダックままさんへ |
投稿日 2006年2月4日(土)10時55分 投稿者 プロキオン
2回目の投稿で、状況が分かってきました。真菌性耳道炎は、関係なく、全身の皮膚に 肉芽腫性炎が発生しているということなのですね。 病理診断名は今もって適当とは思えませんが、顕微鏡に写った像をもれなく拾い出すと こういう診断名がつくということのようです。 ということであれば、自壊を伴った肉芽腫であって、本態は田口先生が言いわれている ように免疫疾患ということになると考えられます。 免疫疾患であれば、どちらの病院へ行っても、やはり最初はステロイド剤の投与から始 まるのが普通でしょう。 こんなに服用しても大丈夫かと心配されておりますが、これはむしろ逆です。それだけ の量(具体的にはどのくらいか把握できていませんが)でも疾病がコントロールできて いないのですから、ステロイドが足りないのか、効果がないということになりそうです。 ここから先は、ステロイドの投与量を増やしていくか、あるいは、別のもっと強力な免 疫抑制剤に変更するかという問題があります。 ひとつひとつ検証していきながら、進んでいくしかないでしょう。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |