獣医師ではありませんがご参考まで。

　全般的な栄養状態に問題がある可能性が高いように思います。
　闘争の疲れや換羽の疲れでフラフラしている、というところからして怪しいように思います。
　闘争の疲れなど、２、３日でとれるはずです。鳥屋疲れ、というのは伝統的に言われますが、ベースストレスが大きいか餌が不十分かだった昔はともかく、現在得られる飼料や知識を駆使していれば、それが明確に感じられるのは何かが欠けているのだろうと思われます。
　むろん、神経系の先天性異常という可能性もありますが、そうであれば現在の臨床レベルでは有効な対処は困難ですからそちらはネグってよいでしょう。
　まずは栄養的なところから詰めていけばよいかと。
　その意味でも、「病院に連れて行く気はない」と断言されると困惑します。
　何かしてやりたいのなら、病院に連れて行くしかありません。事前に連絡して用意してもらっておいて血液検査、というのが常道でしょう。原因がわかると決まったモノではありませんが、原因を絞れる可能性は大いにあります。
　どうしても病院に連れて行きたくないのなら、座して死を待てば良いだけのことです。
　「自宅で出来る範囲の処置」は、ないか、あるとしても気休めレベルになるでしょう。
　資材一式を持参の往診を頼む、というのはありますが・・・

　発作があるから病院へ連れて行かないのと言うのはネグレクトに近い行為ですし、本末転倒です。発作があるからこそ、受診すべきなのです。移動や受診に伴うストレスは、それはそれとして、対処を考えるべきです。