意見交換掲示板 2006年3月14日(火)23時13分

どこにも効かないとは言っていませんよ。
長く投薬していくことで肝臓機能が回復するのです。
薬とは、飲んで血中に入るとすぐに効果の出るものや
何日にも亘って投薬することで初めて効果を発揮できるものがあります。
このウルソという利胆剤がこれにあたります。
胆汁の流れをよくすることで、肝臓機能を回復させるため
すぐには効かないのです。

また、体重の書き込みがないので分からないのですが、ウルソの
投薬量からすると小型犬であれば50mgが妥当な投薬量でしょう。
しかし、この薬は倍量投薬したからと鎮痛剤や強心剤のように
大きな副作用が出ることはない、わりと安全域の広い薬の部類なのです。
もちろん、薬には必ず副作用があります。
しかしこの薬は犬ではまれであるようです。あるとすれば嘔吐です。

以上ご理解いただけましたでしょうか。
私が混乱させるような発言をしたようでしたら申し訳ありません。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー