意見交換掲示板過去発言No.0000-200603-138
ショップ経営さんへ |
投稿日 2006年3月14日(火)23時42分 投稿者 けりーずはうす
かなりご立腹なのが伝わってきます・・・・。 まず、安楽死についてですが、もちろんその獣医さんの言い方、言うタイミングにも よりますが、 脊髄損傷で半身不随になったり、脳障害で意識混濁が続く場合などに「安楽死」という 選択を飼い主さんに提供することはよくあります。 それは、飼い主さん側がこの言葉を我々に対して期待していることも あるからなのです。 ご自分で口にすることははばかられるが、私たちが下すこの言葉に この選択は間違っていないと思われるようです。 そしてほっとしたような顔をなさって「お願いします」とおっしゃいます。 もちろん、半身不随で排泄も人間が世話をしてあげなければいけなくても ずっとお世話をすることを選択され、暮らしていらっしゃるかたは たくさんいます。 しかし、全ての人が同じように考えているわけではなく、獣医師が安楽死を 口にするからとひどいとは捉えていただきたくないのです。 あくまでも選択肢の一つと提供されたのではないでしょうか。 私は事情により、どちらの選択も間違っていないと思っていただけるように この言葉を発するように気をつけてはいます。 また、セカンドオピニオンを求めるのに、何も後ろめたく思う必要も ないのです。 まして、CTなど個人病院では受けられない大きな検査を受けるには 大学病院に行くしかないですね。(中には都会の個人の先生でもお持ちの病院が あるようですが) ただ、ショップ経営さんが主治医の先生を批判されるような言葉を 発したのだとしたら、オーナーさん側が「申し訳ない」と受け取られたかも しれませんね。 きちんとした紹介状を書いていただき、診断を受けにいくだけなら 我々もよく大学にお願いすることですので、もう一度 オーナーさん、主治医の先生と話され、検査をうけられてもいいかもしれません。 もちろん、治療していくための検査ですが。 何よりも少し冷静になられるといいでしょう。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |