私は、12月29日に秋田犬を看取りました。
　なので、ご愛犬を亡くされた悲しみ、痛いほどよくわかります。
　我が家では、足が立たなくなった段階で、病院へは連れて行かず、デジカメで撮ってプリントアウトした患部の写真のみで、診察していただきました。
　症状や、行動の変化などについての相談も、最期まで、犬無しでやっていただきました。
　にもかかわらず、こちらが、どのような介護をしたいのか？をよくご理解いただき、獣医さんには今も感謝しております。
　私の場合は、最期の最期まで、家で看取り、その後は、葬儀屋さんや火葬場の方に相談するという形だったので、獣医さんとは、良好な関係のまま、お礼の菓子折りを持って行き、うちの子が大往生したことを報告しました。

　はるかさんのジョイちゃんの場合は、最期までお家で看取るご家族の方がいらっしゃらなかった状況なのですよね？
　お仕事の都合なので、尚のことお辛かったことでしょう。
　ですが、残念ながら、動物病院で遺体安置所を用意してある所は無いと思います。
　今後、飼い主の一人としては、動物病院にも、外の掘っ立て小屋でも良いから、飼い主が犬と最期の別れを出来る様な遺体安置所を作ってもらえたらと思います。
　そうすれば、はるかさんのお義母さまのような精神的苦痛も無かったと思うのです。

　確かに、他人からみたら、ただの動物ですが、飼い主からすれば、かけがえの無い家族であり、我が子のような存在であることは事実です。
　もし、我が子の遺体が第三者によって、『死んで臭いから』『虫が出るから』といった理由で、生ごみのようにゴミ袋に入れられていたら、ご遺族が2重の苦しみを味わうことは、いうまでもありません。
　立地条件の問題もあり、難しいとは思いますが、動物病院を経営される皆様には、ぜひとも、ご検討いただきたいと思います。