意見交換掲示板 2006年4月19日(水)21時38分

横レスですいません。
開業獣医師の田口といいます。
プロキオン先生に追加ですが、マイボーム腺腫とマイボーム腺の炎症とは全く異なるものです。
炎症には、急性の化膿性の炎症である内麦瘤腫（ものもらい）と、これに続発してマイボーム腺の中に肉芽が巻いたサン瘤腫（カラジオン）とがあります。
これらの炎症性の疾患が腫瘍になることはありません。

治療に関しては、プロキオン先生が言われたとおりで、かまわないと思われます。

追加ですが、眼瞼縁に出来る腫瘍はほとんどが良性のものですが、大きくなるにつれて切除後の眼瞼の欠損によって、瞬目障害など目の瞼の機能に問題を生じてくることが多いので、あまり大きくなる前に切除されることをお勧めします。

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