意見交換掲示板過去発言No.0000-200605-122
Re 猫の尿道結石症について |
投稿日 2006年5月11日(木)23時45分 投稿者 けりーずはうす
猫の膀胱結石(尿道結石)の治療法は結石の種類、尿砂の程度などで獣医師の判断により 多少の違いがあります。 尿道閉塞を起こしていても、なるべく内科療法を勧める方や、すぐに外科療法を勧める方 など。 また、飼い主さんの意向や経済状態、猫の性格や食事への趣向によっても 治療法が違うこともあります。 ですから、りくさんのご実家の猫さんの治療法については、閉塞していたか否か また、結石の種類により、治療法を決めるのは獣医師の裁量と考えます。 膀胱結石は、治療食を食べ始めてすぐに消えるわけではなく、完全に消失するのには 早くて1週間、長いと2週間はかかります。また、結石の種類や量により時間が もっとかかることもあります。 当然、その間は結石が膀胱を傷つけますので、膀胱炎の症状は続くことはあります。 ただ、膀胱炎による残尿感で尿が少量出るのと、閉塞していてほとんど 尿がでていないのでは状態がまったく違いますが、外から見ていたのでは 分かりにくいです。 食欲もないのであれば、閉塞している可能性もありますので、できれば明日にでも 病院で診断してもらうことをお勧めいたします。 その後のことは獣医師とよくご相談なさってお決めになるといいでしょう。
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |