意見交換掲示板 2006年5月31日(水)10時55分

＞手元にBaytril 50mgがありますが

まず、なぜ、この薬が手元にあるかですね。要指示薬ですから、街の薬屋さんで入手で
きるわけでもないはずです。当然、処方された獣医師が居て、どのくらいの期間、どの
猫（その時の患者）に対して処方されたということになると考えられます。
で、あれば、その時の病院の指示はどのようになっていたのでしょうか？

その薬を服用させてよいかどうかは、簡単なことなのですが、薬を処方した先生の想定
していなかったところでの服用ということになると、獣医師という立場からは、処方さ
れた先生に確認をとってくださいと言わざるをえません。

面倒くさい、馬鹿馬鹿しいことを言っていると受け取られるかもしれませんが、医療行
為については、まったく関係のない第三者のお墨付き（安全保証）などというものは、
存在し得ないのです。
診療には、いくばくかのリスク、そして責任が常についてまわるものです。
大したことではないのかもしれませんが、「獣医師の姿勢」という視点から、レスさせ
ていただきました。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー