獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200606-272

茶色わんさんへ
投稿日 2006年6月21日(水)17時10分 投稿者 けりーずはうす

茶色わんさんの犬さんは膀胱癌を患っていたとのことでしたよね。
であるならば、それも含めた全体の状態をみての治療を進めていくべきと思われます。
また、以前の癌についての私の書き込みにもあるように、癌など死に直面した病気にかかった時
何を優先させて治療をするのかによっても、方向性に違いが出るものでしょう。

命を優先させるなら、どんなに嫌がっても点滴などは必要かもしれません。またQOLを優先させるなら
無理な通院はせず、必要な時にだけ点滴をするのか・・・。
犬の全身状態や性格、飼い主さんのご希望、主治医の意向などなど・・・治療法はそのときどきで
臨機応変に対応していかねばなりません。
私が今までの茶色わんさんの質問を何度か読んで感じたことは、ここを迷っていらっしゃるのではないかと・・・。

しかし、ネット上だけでは、私たちにはこれ以上踏み込んだアドバイスは難しいのです。

これらを踏まえて、主治医の先生と話し合われる時期かもしれませんね。

何を選択するにしても、飼い主さんが迷われては主治医の先生も犬さんも困ります。
(以前にそういう飼い主さんがいらして、最終的に動物にとってとてもつらい思いをさせた結果に終わってしまった経験から申しております。)
選択なさったことは茶色わんさんの犬さんにとって、一番良い方法を選んだのだと自信を持って
治療に望まれることを願っています。

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