獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200606-350

>はたのさま
投稿日 2006年6月27日(火)16時28分 投稿者 アレックスママ

アスペルギルスについての詳しい返信ありがとうございます。
鳥のアスペルギルスはネット上の検索でもかなりヒットしていたので多いんだなと思っていましたが進行が早いんですね。

私はまったくの素人で検査でアスペルギルスといわれてもまったく分からず、そこからいろいろ調べ始めました。
犬での症例では鼻にかかるものは見つけられたものの肺にかかるものは皆無でした。
そこで人間の症例をもとにアスペルギルスに投薬される薬や、直接菌球投薬する方法などがあることを知り、先生にも出来るかどうか相談しました。
薬に関しては、過去のデータ(これはどの範囲までかは分かりませんが)や海外での症例、犬においての各薬への耐性などをもとにイトリゾールを使用することになりました。
また直接菌球に薬剤を投薬する方法も相談しましたが、カテーテルを挿入し、数時間おきの投薬を続けなければいけないということで、ほかにまったく症状がなく、普通の犬と同じように走り回っているうちの犬について処置するには難しいのではという意見でした。
またこの方法はすべて人間におけるアスペルギルスでの処置のため、犬に対してどうか?という点でも心配が残るということでした。

またこれも人間の場合ですが、肺アスペルギルス(菌球ができるアスペルギローマタイプ)のものについては投薬での完治はやはり難しく、病変部分の切除をもって完治させるという治療法がほとんどのようです。

ただ私もいろいろ調べたり先生のお話を聞いたりしているうちに情報が入り乱れている部分もあると思います。
はたのさまのおっしゃられるようにもう一度主治医の先生にどのような方法が取れるのか?
またそれぞれの方法についての効果やリスクなどを説明していただき、それを十分理解した上でこの先どうするか選択したいと思います。

とても貴重な情報をありがとうございました。

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