意見交換掲示板過去発言No.0000-200608-291
Re 混合ワクチンについて |
投稿日 2006年8月28日(月)13時11分 投稿者 けりーずはうす
確かに、抗体価をチェックして、低下しているものを追加接種するという考えは、理にかなっていることではあるのですが 実際のところ 、ワクチンを単体で接種しようとしても、手に入らないという問題があります。 日本では、単体で販売されているものはジステンパー、パルボ、レプトスピラの3種類となっています。 他の、アデノウィルスやコロナウィルスなどは他のものとの混合ということになるのです。 また、ペットショップという場所は仕事柄どうしても慎重を期すということになるでしょうから 例えばひつじさんが抗体価を検査したうえでの必要なワクチンの追加接種でよいといくら説明したとしても ひつじさんはご自分の犬のことは責任を持つということにはなるでしょうが、他の預けられてる犬たち または生体販売していればワクチンの微妙な子犬たちの責任まではどうかということになるでしょう。 もちろん、だからといってひつじさんにそれらの責任を負うという義務は生じないにしても、ペットショップ側は 経営にひびくのですから伝染病には敏感にならざるを得ないでしょうし、そうなると、どうしても 十把一絡げに混合ワクチンを接種してくださいということになるのですね。 以上の全体の構図を理解していただくと、またお考えも変るのではないでしょうか。
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |