意見交換掲示板過去発言No.0000-200608-300
RE:胃捻転 けりーずはうす 様、てけてけ様 |
投稿日 2006年8月29日(火)00時36分 投稿者 Q太郎
抽象的な質問の仕方であったにもかかわらず、ご回答いただきましてありがとうございます。 ご指摘に従い、もう少し詳細に状況を説明させていただきます。 実は今回亡くなった犬はシェパードで私の犬ではありません。 関西のある動物の保護施設で保護されていた、とは言えその犬は数年来その施設にいましたが。 両後肢がずいぶん前から麻痺したような状態で(麻痺の原因は知りません)、いわば、 寝たきりの状態でした。しかし前肢は多少の筋力の低下は見られたものの、自力で随意運動 出来る状態で、食事や水を飲むときなどは前肢で支えて身体をひねるような形で 起き上がって普通に自力で飲み食いしておりました。食欲も旺盛で後肢に麻痺があること を除いてはいわゆる元気な状態でした。 その施設には獣医師が休日の時、出張診療以外は常駐しており、苦しみだしたその犬を 胃捻転と診断したのもその獣医師です。 応急的に腹部に溜まったガスを抜く処置はされましたが、これ以上の処置は私では 出来ないということで、翌日に他院へ連れて行くとのことで、そのままの状態で放置し 誰も付き添う事も無く、宿直のものが早朝4時頃に死んでいるのを確認したということです。 大体ですが、発症は夕方、ガス抜きの処置はその直後(具体的なガス抜きの方法は 知りません)、その後、獣医ではない当直の者がいつも通り一人泊まっただけで、 獣医は帰宅し、夜から深夜、未明にかけては付き添う者はだれもいなかったようです。 大方の状況はこのようなものだったようです。 調べてみると、胃捻転は出来うる限り速やかに開腹し、徒手による胃の整復が必要で 自然には元に戻らないこと、捻転したままだとまず胃から壊死し周辺組織にも及び やがて心肺にも負担がかかり心不全となり、数時間で死んでしまう事など知りました。 この獣医の処置、判断は適切なものだったのでしょうか? 一般的に胃捻転を起こした場合の対処法は獣医ならば当然知っている事なのでしょうか? 再度、ご意見いただければ幸いです。 度々申し訳ありません。
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |