意見交換掲示板過去発言No.0000-200608-83
マルチレス、3題 |
投稿日 2006年8月12日(土)21時55分 投稿者 プロキオン
8月12日の ふゆさんへ 1月に手術しているのであれば、まず雌性ホルモンの残存ということはないと思います。 このような場合であれば、本当に交尾しようとしていたのか、マウンティングであった のかの確認が必要だと思います。 避妊手術された猫なんかでも、相手となる雄の方は雌であることを承知していて(憶え ていて)、なんとかいうことをきかせようとして、つきまとい、首筋に噛み付いて強引 に交尾をしようとしたりすることがあります。これはフェロモン云々ではなく、相手が 雌であるか否かということだけが雄にとっては重要なのだと思います。 また、雄犬にしてみれば、わずかな臭いだけで相手が雌でなくとも交尾欲を見せること もありますし、陰頚骨の存在がありますので、勃起にいたらなくても交尾することも可 能となっています。 ただのマウントかもしれませんし、交尾しようとしたのかもしれません。どちらとして も可能性としては考えられることだと思います。 8月12日の よしくんへ 片方の肺音がおかしく、夏風邪らしいとのこと。これ、単に夏風邪ではなく肺炎の領 域まで入っているということはないですか? おかしな音というのが、どのような音なのかを効いていないとコメントしにくいこと なのですが、パッと聞くと、本来聞こえるはずのない音が聴取されたという意味に受 け取れます。このような場合、音の質と聴取される領域というのも大事です。 室温24度が常時継続されていたのであれば、私はむしろ寒かったのではないかと想 像します。ウサギ自身は冷たい空気のたまる低いところにいるのでしょうし、夏用の 被毛に着替えているのではないでしょうか? どのくらい苦しいかは、夏風邪なら夏風邪、肺炎なら肺炎に罹患したことのある者の 方が理解していると思います。 8月12日の トマトさんへ そのような説はありますね。でも、実際には被毛を取り除いているという意味合いも 決して少なくはありません。ただ、ビタミンを回収しているだけであれば、あれだけ のザラザラした舌である必要はないでしょう。 怪我をしたりして、舐めて傷口周囲の毛をすっかり取り除いてしまったりするのを見 ると、やはり、こういうときのためかなどと思ったりします。 まあ、両法の意味があってもよいのではないかと思いますが。
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