すみません、またまた長々と....先のご投稿への返信？として

唐突ですが、まじめな話としてそして喩えとして、
おばけはいるか？と訊かれたらどう答え（応え）ますか？
この問いの答えはひとつ....わからない、わからないというより
答えられないというべきだと思います。その理由は、
おばけとは何かはっきりしないから。
自分が思う・想うおばけと相手のいうおばけとが同じものとは限らない。まず、
そこをはっきりさせておかないと答えられない、答えてはいけない。これは、
なにかについて話合うときも同じだとおもいます。
当たり前の事ですが 意外と結構そのへんのところをはっきりさせないまま
あ〜だこ〜だと言い合う...まさしくただの言い合いになっていることが
あると思います。例え 同じ言葉でも使うひとまた使われる状況によって
まったく違うものになることもあると思います。要は、
何かについて尋ねられたり相談されたときには、念のためそれが
どういうことなのかはじめに確認しておく事が大事・必要だということです。
そして、次に、
何かについて尋ねられたり相談されたときには、なぜそういう質問・相談するのか
尋ねてみる・確認しておく事も大事・必要だと思います。
自分だけの思い込みだけであ〜だこ〜だということはよくないということです。

次に、インフォームドコンセントという言葉について
インフォームドコンセント...訳して、充分な説明に基づいた同意、略して
説明と同意とされていると思いますが、これはある社会では
間違いだと思います。ところで、説明と同意....それぞれの目的（？）は？
説明の目的は理解であり同意の目的（というのはへんかもしれませんが）は
責任をとる・もつということだと思います。ですから、
インフォームドコンセントとは理解と責任とすべきだと思います。
（説明をうけ）理解したことに（同意したら）責任をもつということです、
説明は理解してもらうため、同意はそれに責任をもつということ。
ちなみに、説明する・受ける＝理解させる・する、同意する＝責任をとる・もつ
というふうになっている社会なら説明と同意でもいいと思います、が
理解して同意はするけど・・でもそうしない・責任は？？？
ということがあるような社会では、理解と責任の方がいいとおもいます。

ちなみに、インフォームドコンセントという言葉・概念は
患者さんのためにつくられたものではありません、医療側の保身？のために
つくられたものです（すみません、言い切るのはまずいですねーー
どっかでそういう話を聴いたということで）。例えば、極端な話ですが....
なにがあっても責任は問いませんという言葉が同意書にあり
それにサインをするとなにがあっても責任は問われない、というのは
今は違います。その同意書にサインするに至までにどれだけ説明があったか
情報提供があったかそれが大事、それがないとその同意書は無効...これが、
インフォームドコンセントの意義だと思います。これは一見患者さんにとって
いいことのように思われるかもしれませんが、これまた極端なことを言えば
充分な説明・情報提供があればいいわけでそれが理解されたかどうかは
どうでもいいこと、同意書に添付されている説明文・資料が厚ければ厚いほど
立派なインフォームドコンセントになります。また説明されたら
同意書にサインしないと思うひともいるかも....。それで、
立派なインフォームドコンセントがあれば同意書にあるように
なにがあっても無罪となる（これは、あくまでも極端な話というか
わかりやすい例えです。実際はそういうのもではないと思いますし、
また理不尽な？同意書はなにがあっても無効となるようです）。そこで、
インフォームドコンセントを理解と責任とすれば話は変わってきます。
いかに（患者さん、飼い主さんに）理解してもらうかがまず大事。
そこで、ポイントをしぼること・言葉・方法を選ぶことが必要になると思います。
なにについて理解してもらうのか....わかりやすい言葉・方法で、そして
また、理解してもらい同意してもたっとことはお互い責任をもつ...これが、
インフォームドコンセントだと、私は思います。

上記のことをふまえて...すみません、長々とそして話をぶり返すようですが
避妊手術について...
避妊手術について相談なり受けたとき、やはりそれが
どういうものなのか確認すべきだと思います。そこで、
以前、（国家による）死刑と（私的な）殺人でたとえた通り、
同じ結果でもその目的が違えばまったく違うものとなると思います。
（もし、このこと...同じ結果でもその目的が違えばまったく違うものとなる...
　このことを理解され同意されたら、以後はこれを前提として頂くことになります。
　これも同意したことには責任をもつということになると思います。
　理解し同意したけど・・・では話にはなりません。）話を戻して・・
避妊手術について相談なり受けたときやはりその目的をしっかり聴くことだと
思います。そこで、その目的が子どもがいらないからということであれば、
交配させなければいいことです、手術するにしても卵巣は残して子宮を
取ってもいいし、ただ卵管を縛るだけでもいいと言えます..といっても
実際そんなことはいいませんが、でも間違ってはいないことです。
実際はいろいろ話をすれば、子どもがいらないからという理由で
手術を受けさせるのではないということは飼い主さんも気づく・理解して
頂けることと思います（あくまでもペットで特にネコの場合ですが）。これが、
「間違いがあればそれを正してあげるのも大事」ということです。
インフォームドコンセントについても何を理解してもらうのか....
やはりその目的が第一でそしてその結果だと思います。結果については、
手術前に術式を図解し術後摘出したものを見せるのは、なぜか？その目的は？
私としてはそれで卵巣・子宮の病気の心配がなくなる...そういうことを
理解してもらうためだと思っています。であれば、そう書いたものを
事前にお渡しすればそれでいいように思っていました。そしてもちろん、
理解してもらったことには責任をもつ...これでいいように思っています。
・・・すみません 長々と同じことを・・・すみません、これで
本当に今回のことについてはこれで最後にさせて頂きます。

最後に、彩 さまへ
悩んであげてください、その子の為に悩んであげられるのはあなただけ。
そして、（正しい情報を基に）悩んだ結果選択した方法そしてその結果については
どういうものであれ誰も（ご自身も）責められないことだと思います。

蛇足
思い込みでとやかくいう...思い込みで非難・批判することはよくないこと。
ただ、思い込みでなにかをフォローというか良くいうこと・良い方に受け取ることは
悪いことではないと思います。例えば、感情的だったと思うという思いこみで、
それなら仕方がない、感情は理屈じゃない・感情は理屈じゃどうにもならない...
だから仕方がなかったこと思うことは悪いことではないと思います。ただ、
その思い込みで火に油を注ぐようなことなったら・・またまた申し訳ないですが。

とにもかくにも、私の発言で気分を害された方々へは、お詫び申しあげます、
すみませんでした。ただ、気分を害させる為に発言をしたでのはないということを
ご理解して頂ければ幸いです。