意見交換掲示板過去発言No.0000-200610-1
再度、避妊手術 卵巣のみの摘出について |
投稿日 2006年10月1日(日)00時26分 投稿者 X
避妊手術 卵巣のみの摘出について またまた 懲りずに同じことを繰り返しますが... 卵巣を摘出すると子宮が収縮し機能を失うので子宮系の病気は予防できる... すなわち卵巣だけで充分・・・これは正解です。 その方(卵巣だけの方)が犬への負担も軽くてすむ....これは? まず、猫なら間違いというかそう負担は変わりません。犬の場合は、 大きさ等によってやはり卵巣だけの方が犬への負担は軽くてすむと いえることがあるように思います。 今は卵巣・子宮両方摘出が一般との事...この理由は定かではありませんが、 一説によるとアメリカがそうしてるからとか。そしてアメリカがそうしてるのは、 開腹手術の良い練習になるからとか...我が国の場合はどうかはわかりません。 卵巣だけ摘出し子宮を残した犬が子宮蓄膿症等にかかった症例....これはないと思います。 ただ 卵巣を取り残して...ということはあるようです。 リスクについての補足...やはり、卵巣だけで充分といっても意外とそれは難しいように 私は思います。そこで、卵巣だけとして子宮を残しもし万が一にも卵巣を取り残して しまえば あとで子宮の病気となる可能性があります...必ずなるということではありません、また 卵巣・子宮全摘でも..多少は子宮が残ることがあるので...卵巣を取り残すと残った子宮の部分で 病気がでることがあります、が全摘であればより確実に卵巣を取るとこができるように思います。 一方、手術自体のリスクについては、異論はあるかとは思いますが、全摘の方が卵巣だけより 高い...全摘の方がより危険といえると思います(あくまでも、犬で卵巣のみと比べた場合です。あと、 全摘が危険といっているわけでもありません。)結局、 どのリスクを...そのとき(手術)かあとあとのか...より重要視するか、そして技量の いろんな意味での問題さらに患畜の年齢・状態によって選択する術式は変わってくると思います。 ということで、一概にどっちが絶対正しとはいえないと私は思います。 ちなみに、私の場合は、卵巣だけをきっちり取り除く自信そして子宮が正常がどうかを 間違いなく判断する自信・能力?!がないので、申し訳なく思いながら、ちょっと うしろめたさを感じながら全摘としています。 あと、今日実はいわゆる避妊手術の相談を受けました...まずは どういう手術なのかと尋ねられました。そこで 当方では、 卵巣・子宮を取りますと答えました。そうしたら、卵巣をとるなら (ひとの)女性にあるような更年期障害は起きないのかと尋ねられました。 さて...正しい回答・解答は? またまたこんなこというと、それでも〜〜かーといわれそうですが、 根拠のある回答はできませんでした。ただ、経験上そういうことはなさそうとは 答えましたが....一般的にメスの場合手術をすると性格がちょっときつくなるとか... もしかして....とは内心おもっています、がトータルとして本人(患畜)が手術で受ける 恩恵の方が勝っていると思います。 あらためて、その筋の専門家の方にお尋ねしますが 犬(猫)において 卵巣を取ることの弊害というのはあるのかないのか...あるとすればそれは いかほどのものなのか・・どうなんでしょう?...こんなことを考えるとますます 何が正しのかわからなくなってしまいますーーが、自分にとってなにが正しいのかは 持ち合わせています...でないと 仕事としてやってられません。 最後にくどいようですが、やっぱり(ペットにおいて)避妊手術という言葉は おかしい...避妊が主な目的ではないと思うので。
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