獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200610-135

きんさんへ
投稿日 2006年10月16日(月)16時39分 投稿者 猫夜叉

脳脊髄液の病気…

私はそれの人間バージョンである『硬膜下水腫』にかかり24年です。
今はマッサージ師として病気の勉強も少しはかじりました。

素人感ながらその脊髄液が漏れる病気も私と同様の症状かと思われます。

普通、脳脊髄液が漏れたとしても野球ボール大にはならないでしょう。脳脊髄液は規定の一定量を超えることはないからです。

恐らく脳脊髄液を作る細胞や器官の腫瘍や先天・後天的異常や奇形なのでは…(私の病気がこれなので)

頭の骨をふさいでも液は異常の一定量を作り続けるため塞ぐと更に悪化します。やわらかい脳の細胞が内圧に負けてどんどんやられていきます。そして麻痺等をきたすことも…

私は左目の視力をかなり失い、視野が少しかけただけですみましたが、動物であれ人間であれ、この病気は命の危険を伴います。

対処としては獣医さんのやっているように液をぬく訳ですが、人間では腹腔等にシャント(ストローみたいなもの)を入れ、体内に髄液を流し、吸収または排出するようにします。

この方法は動物でも可能でしょうが、処置の仕方や獣医学的対処がどこまでのものかは獣医さんにお願いします。私はいち素人であり人間医学をかじった程度であり、人間の類似病の罹患者でしかありませんので…

もしシャント術ができるならそれが一番であること、負担が激減することは確実ですので付け加えておきます。

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