獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200610-218

RE:室内犬と喘息
投稿日 2006年10月27日(金)19時41分 投稿者 Big 1

国立成育医療センター研究所免疫アレルギー研究部のホームページ
http://www.nch.go.jp/imal/default.htm

の、「アレルギー疾患発症予防に関する12のQ and A」のページ
http://www.nch.go.jp/imal/TOPICS/QandA.htm#Top

のQ4.を参照してみてください。

参考文献にある"Exposure to Dogs and Cats in the First Year of Life and Risk of Allergic Sensitization at 6 to 7 Years of Age"という論文の中では、「子供が6〜7歳になった時点で6種類の抗原を用いたプリック試験を行い、一つでも陽性となった場合を「アトピー性疾患あり」と判定した。すると、ペットなし家庭の子供は33.6%、ペット1匹家庭の子供は34.3%がアトピー性疾患に罹患していたのに対し、ペットが2匹以上いる環境で乳児期を過ごした子供では、アトピー性疾患の発症率が15.4%と有意に低かった(p=0.05)。喘息の発症率も、ペットが2匹以上いる家庭の子供で低い傾向があった」
という内容が記載されているそうです。

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