意見交換掲示板過去発言No.0000-200611-126
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投稿日 2006年11月19日(日)11時21分 投稿者 プロキオン
11月18日の かめこさん「ぜにがめの落下」 5階からの落下であれば、甲羅のヒビと出血以外にも内臓の方にも損傷があることを 想定した方がよいと思います。 飼い主さんでどうにかできるレベルを超えてしまっているかもしれません。GOさん が言われているように ぜひカメの診療が可能な病院へ行くようにしてください。 11月18日の ふにゃ顔さん「去勢手術失敗」 手術失敗というのではなく、「麻酔事故」ということですね。導入麻酔というものは 体重が目安になりますが、若くて成長期で急激に体重が増加した子というケースでは 脳における呼吸中枢や心肺機能のコントロールが、まだまだ充分でないということが あります。 麻酔前処置として鎮静剤が投薬されて、必然的に循環機能が低下しても、これをカバ ーする能力がついてきておらず、これに呼応するように呼吸機能も低下するという現 象が起きます。おそらく、このようなことが起きてのことではないかと思います。 では、あらかじめ投薬量を減量しておいたらと考えたいところなのですが、この手の 薬剤は例え体重が少なくても、ある程度の「閾値の量」を必要としており、加減した おかげで効果が発現しないということもあるのです。 同じ体重で同じ薬用量であっても、このような事故は起こりえます。一人ひとりが違 う生命であるがゆえということにでもなりましょうか。 おそらく、この手の事故の発生率は1%にも満たないのではないかと思います。けれ ども、皆無ではありません。0ではないからこそ、専門職として、それを起こること として予想して備えるということになるのですが、実際には、とても稀なことであっ て、どうしても気が緩みがちとなります。事故は どういうわけかそういう頃合をみ はからったように起きるようです。 「好事魔多し」とは、よく言ったものだと思います。 山椒さんへ 昨日も申しましたが、1回きりの輸血を何頭もの犬に実施するということが、あまり ないことです。大抵のことは輸血なしで実施できます。 (供血犬を飼育していない病院の方がふつうですから) 本当に輸血を必要とする犬が患者としていたとしても、供血犬を損ねてまでの輸血は 実施されないものです。輸血を必要とする犬の予後の転機というのは大体が予想のつ くものなのです(残念なことですが)。ですから、そのために健康な犬までも道連れ にするということは獣医師であっても人としてもできないことなのです。情としても 損得勘定からも、どちらの面からも引き合わないことと言えます。 やはり、私としては、輸血とは無関係に犬の飼育者としての資質の問題ではないかと 思うのです。愛情がないとういよりも 「どうでもよい」と考えているのではないか なと思えてしまうのです。 ナディアさんへ お久しぶりです。その犬は、おそらく子犬の頃に猫と遊んだ経験がないのかもしれま せんね。りんママさんがおっしゃられているように 突然スイッチが入ってしまう状 態がおきることが恐いですね。充分に気をつけていてあげてください。
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