獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200612-32

Re:教えてください
投稿日 2006年12月7日(木)10時08分 投稿者 けりーずはうす

すでにレスがついていますが、補足です。
イトラコナゾールの犬、猫の投薬推奨量は2.5-5.0mg/kgですから若干大目ではあるようですね。
もしかしたらその薬は錠剤のまま処方されていませんか?
推奨量で計算しても、例えば錠剤でしか処方できない薬であるとかの場合には、多少の投与量オーバーはよくあることと思います。

>犬に投与する薬の多くが人間に用いる薬と同じようですが、人間の成人投与量の1/60×体重kg程度にはならないのですか?
ケースバイケースかもしれませんが、一般的なお話で構いませんので教えてください。

これについては、それぞれきちんと血中濃度というものを測り、それぞれの投薬量が効果のあるとされている濃度が
どの程度のものか検査をされていると思って下さい。
とくに「動物用医薬品」と認可を受けているものは、人用に発売になっているものと同じ薬であっても
かなり厳しく毒性試験、半減期(薬が服用後にどのくらいの時間で、血中濃度が半分になるか)などを行なって初めて審査を通過するのです。

確かに、人の投与量で計算すると、とんでもなく多い量であることが多いですね。
これは、ノリ獣医師さんがおっしゃっていることが当てはまるのかもしれませんね。
動物の投薬量が書いてある本を見ますと、先程のイトラコナゾールでは鳥でも5.0mg/kgですからね。

参考までに。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。