意見交換掲示板過去発言No.0000-200701-144
Re::購入後に障害や病気が出たときはどうするのか |
投稿日 2007年1月23日(火)18時04分 投稿者 海が好き
ずっと読ませていただきました。 こういう問題に「ベストの答え」はなく、飼い主さんが犬によかれと思って決断することしかないのだと思います。どんな決断であれ、犬は黙ってそれを受け入れることでしょう。 ただ、ちょっと気になったのは、ふぅさんがご自分のことをあまりに過小評価されていることです。ブリーダーなる人物は、おそらくふぅさん以上にワンちゃんのことを思うことはないと思います。失礼な言い方かもしれませんが、本当に一頭一頭の犬に愛情を持っている繁殖者であれば、仲介者を通して犬を渡したり、「遠方だから時間が云々」などということを言ったりはしないと思います。 私は純粋な人間ではないからかもしれませんが、「治療するな」というのは、後々金銭要求をされないためのブリーダー&仲介者の予防線としか思えません。私ならそんな人たちの言葉は信じません。本当に犬についての知識もあり、自分が繁殖した犬を愛しているなら、一番信頼している獣医を紹介するものだと思います。 また、手術に関しては、私ならとにかく主治医に専門医を紹介してもらうと思います。ブリーダーは繁殖の専門家かもしれませんが(今回のケースはその点も疑問ですが)、獣医療の専門家ではありません。また、術後の経過は、術者の腕次第で天と地ほどにも違うものです。受診可能な獣医さんの中で最高レベルの人に診てもらって、その診断を基準に手術をどうするか決断するだろうと思います。 ちなみに、うちの犬も先天性疾患持ちです。 この件について、繁殖者と連絡をとったこともあります。今後の繁殖に活かしてもらいたいと思ったからです。 繁殖者からは、一見誠実な、心から犬を愛している風な答えが返ってきました。 しかし、後に判明したのは、その繁殖者は、雌犬を子産みマシンのようにしか扱っていない、ただの「繁殖屋」だったという現実です。障害の有無も関係なく、バリケンに押し込め、交配のときだけ出している輩でした。一見、愛犬家に見える”プロ”の中には、かなりの割合でそういう人たちが混じっているのが現在の日本のペット業界です。 ふぅさんの気持ちはほとんど決まっているのだと思いますが、何よりもまず、ご自身の愛情を強く信じて欲しいと思いました。
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