獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200701-163

あらためて、購入後に障害や病気が出たときはどうするのか?
投稿日 2007年1月24日(水)18時58分 投稿者 X

まず、はじめにお詫び...
ふうさまのへの回答ではありません。
あくまでも、
購入後に障害や病気が出たときはどうするのか...
購入直後に障害や病気が見つかったときにどうするのか..
ついての私見です...今までのご意見と重複していますそしてまた長いです、すみません。
やはり、生き物である以上?なにかあることはあると思います。
そこで、まず大事なのは購入時に明らかに障害や病気が
あったかどうか...明らかというよりはよりはちょっとそれなりのひと
(動物の体について一般のひとよりちょっと知っているひと...例えば・繁殖者・販売者)が
みてわかる程度の障害や病気があったかどうかによって対応は
大きくかわるとおもいます。もし、そういうのであればやはり販売者にそれなりの
対応(補償)なりをしてもらってもいいと思います...返すこともありだと
思います。ちなみに、だれがみてもわかるようなものであれば、
そういう場合は買い手にも責任というか注意義務?はあるようにおもいます、
がそれは酷な考え方だと思うので、ペットを購入したら、その足で
動物病院にいって簡単でもいいから診察してもらうことだと思います。
なお、その中間...獣医師など専門家が(詳しい検査なしでも)診れば
わかることだけど繁殖家・販売者などではわからない障害や病気が
あった場合は、その旨を繁殖家・販売者に伝えその後ことについて
話合われることだと思います...そのときは繁殖家・販売者を責めるような
ことは言わない方がいいような...もちろん、本来なら販売前に病院で
健康診断を受けておく・・というのが筋かとは思いますが(この辺のところも
購入するときには確認されていた方がいいように思います)。

次に、購入後しばらくたってから
障害や病気が出たときはどうするのか...
それらが事前(販売時)に(ごく)簡単に予測できたものであれば
販売元に責任ありだとは思いますが、そういうものはそうないように思います。
ただ、ほとんどの病気は遺伝子レベルで決まっている..
とも言われています。ですから、ある程度のことは
親そしてその親の病歴をみればわかる(予測できる)ことなのかもしれませんが、
やはりそれも現実的には難しいと思います。優れた繁殖家ならその点もふまえて、
交配されるのでしょうけど・・・理想?的には、
繁殖には獣医師も関わるべしだとも思います。現実的な話に戻して・・
購入後しばらくたってから(予測不能な)障害や病気が出たときはどうするのか...
それは仕方がないような...受け入れるしかないように思います。ちなみに、
同じ疾病でも治療内容、最善治療・最善策は変わります...
飼い主さんの希望・事情そして病院・地域の医療レベル等によって。
例えば、同じ疾病でも、極端なことをいえば
手術が最善策ということもあればなにもしないのが最善策となることがあると思います。
飼い主さんの(現実的なことを考慮した)希望と病院のレベルとが合致すれば、
それが最善策かと、私は思います。なお、医療レベルは個々の病院によって違います。
ですから、複数の病院で診てもらうこと...いわゆるセカンド(..サード)オピニオンを
得ることはいいことだと思います。ただ、その時には理想?的には
ホームドクター(主治医・かかりつけとは違います。)がいて...だと思いますが、現実的には
主治医に相談しながらにされた方がいいとは思います。そして、
得られた意見・見解がいづれも飼い主さんとして受け入れがたいものだったら...
そのときは、さらにいろんなひとに相談されることだと思います。そして、そのうえで
その子の代弁者としての飼い主さんがその子のためだと思ったことが、最善策かと思います。
迷うこと悩むこと、いろんな意見・情報を得て考えを変えることは
大事なこと・必要なことだと思います。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:「ペット用品販売」「犬の快癒整体」OrangeCafe様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。