私の先代犬（柴系mix）は、家族以外には懐かず臆病でした。
そんな彼女が唯一好きだったのは、晩年の数年間お世話になった獣医さんでした。
もう10年以上前になりますが、13才の時に乳腺腫瘍（悪性）で片側乳腺全摘出手術、子宮蓄膿症は疑いでした。開腹した際に、子宮は既に破裂寸前までぱんぱんでした。あと一日遅ければ破裂していたかもしれません。
その後、15才で乳腺腫瘍再発で片側の残った乳腺全切）手術をさせましたが、いずれも立ち会いをして麻酔が覚醒した後に自宅へ連れて帰りました。
犬の性格からして臆病な犬であることで入院をさせるよりも自宅の方が安心するだろうとの判断でした。
１度目は。縫合も丁寧にして頂けましたが、２度目は心臓もあまり良くはなったこともあって時間の勝負、途中なんどか心電図も乱れていました。
主治医の先生からは、今回は傷が痛いかもしれないと言われたとおり１度目とは違い一晩中横になろうとしませんでしたので、母が体を支えて一晩中介護しておりました。
翌日、トイレのために庭に降りたのですが、段差をあがることが出来ず、私が抱え上げようとしたところ傷口に力がかかり咬まれました。

今の子は、生後５ヶ月で不妊手術を行いました。
病院の方針で１泊させなければならないというので了承をしました。
翌朝一番に迎えに行った時に、ケージから出すのにリードを輪にして子犬の首に掛けぐいぐいと引っ張り出すそのような行為や対応を見て驚きました。
犬は恐がりおびえてしまっておりました。抜糸で連れて行った時には、獣医師の顔を見るなり逃げようとしておりました。

先代犬にお世話になった病院が閉院になっておりましたので、近所の方の評判を聞いてお願いをしたのですが病院選びでは悔いが残っております。
それから、再度かかりつけ医を探すことになりました。

どのような状況でご愛犬が咬む事になったのか犬の口から説明を受ける事が出来ません。
血液検査含めご愛犬が慣れている獣医さんがいるのでしたらそちらにお願いをされる事が良いと思います。
飼い主が犬を怖いと思うより、獣医師が犬が怖いとなれば十分な治療は望めません。

転院をされたのにはご事情があるかと思いますが。
病院設備や獣医師の数が多いから愛犬にとってよい病院であるとは言えないと思います。
個人病院で獣医師１人、看護士（奥様）１人であっても犬との相性がよい病院を選びたいと思います。
もしも、これまでの掛かり付けの先生とご愛犬の相性が良いのであれば、手術をして下さった病院から紹介状なりを書いて頂いて転院をすることも可能だと思います。

車で遠くまで連れて行かれることや人が多く＝動物が多いような環境でストレスからパニックになるようでしたら、あえて２頭の愛犬の病院を同じにする必要も無いと私は思いますよ。