意見交換掲示板過去発言No.0000-200703-205
Re:陰睾丸について |
投稿日 2007年3月29日(木)15時08分 投稿者 プロキオン
>陰睾丸は目視でわからないのでしょうか?? 目視だけで判断するのは早計でしょう。「あれっ?」と思って触診してみて陰嚢内に精巣がないことを確認して、生年月日を確認して、生後半年くらいまでに下降してこないか経過をみて最終的に判断することになると思います。 精巣の陰嚢内への下降が遅い犬も降りますし、また、逆に成犬になってからでも鼠径輪が閉鎖しておらずに体内に引き戻されてしまう場合もあります。 ですから、瞬間瞬間での判断では、「陰睾状態」ということまでですね。 当該犬が、昨年の8月生まれということに間違いなくて、かつ去勢手術歴がないのであれば、おそらく「陰睾」ということになるのではないかと思います。 >ちわわは陰睾丸多いのでしょうか?? 別にチワワだから多いということではないと思います。犬の種類による偏りはないと思っています。人気犬種には多いのですかということになると、そうかもしれません。 >遺伝はないのでしょうか?? 私は「陰睾」の犬を繁殖を勧めていません。むしろ、控えるように勧めておりますので、実体験としての遺伝は確認するに至っておりません。 しかし、犬の飼育書等では「遺伝するので繁殖に用いてはならない」というような趣旨の記述にはよくお目にかかります。 >『ペットショップに行ってそこに獣医さんがいてるから薬をもらって直すほうがいいよ。後陰睾丸も言っといで』と言われました。 イノウエさんが最初に当該犬を連れて行った動物病院の先生は「陰睾丸」というように診断されているのですよね。 りん告である風邪のような症状についても、そこの病院が治療するというのではなく、購入先のペットショップ併設の動物病院で治療してもらうようにというお話であったということなのですね。
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