獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200704-102

犬のブルセラについて
投稿日 2007年4月19日(木)18時37分 投稿者 X

「犬のブルセラはひとにとって脅威ではありません」は確かに私見かもしれませんが、
今現在の時点では、客観的な事実かとも思います(思いますということは、
これも私見になるとは思いますが。)

確かに、犬のブルセラは獣医師そしてスタッフにおいては
脅威となりうるかもしれませんが、そこはそこ気をつければそれで済むことかと
思います。また、脅威となるのは動物病院関係者よりは実際に世話をしている人達..
すなわちブリーダさん達だと思います。そこで、どれほどのブリーダ−さんが
犬からブルセラを移され病んだか・・。ちなみに、
ブルセラの集団発生(繁殖場での発生)は今回が初めてのことではありません。
何件か報告されています(それらがすべてだとは思えませんが)。そのなかで、
現場スタッフへのブルセラ感染は報告されていません
(これもすべてではないとは思いますが)。
ちなみに,実験的なものと日常的なものは
やはり分けて考えるべき・評価すべきだと思います。

なお、これもまたまったくの私見ですが、
犬のブルセラは安楽死の要件には一般的にはなり得ないと思います。
ただし、ブリーダーさんたちにとってはなり得ることかとは思います。
すなわち、立場・状況によってかわってくるということです。また、
安楽死と殺処分はまったくちがうものだと思います。ということで、
今回の大阪府(行政)の対応はあくまでも私見では容認・支持できるものだと
思います(具体的な理由は割愛・・ちなみに、ブルセラが怖い!という理由では
ありません)。なお、獣医師のなかには大阪府(行政)の対応について、
反対されている方もいます...ここでのことがすべてではないということです。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。