意見交換掲示板 2007年4月1日(日)19時34分

ただのウサ飼いです。

ウサギさんの骨は大変にもろく、骨の修復が他の動物の２・３倍かかります。
ですから、ピンやプレートを入れて骨を固定しようとしても、その負荷に
耐えられず、他の部分がまた骨折するということも多く聞きます。
また皮膚も弱いので、いっそう難しくなります。
ですから犬猫のように手術をすれば…というのは、なかなかに難しい。
テーピング（ただし足先は出して地面に接地できるように）して、安静を
どれだけ保てるか、と言うことになると思います。
この安静と言うのが、本当に難しいのですけれどね。
動けないなら、かえってその方が良いくらいです。
ヘタに動かれると、ひどくなったり、他の手足を骨折したりの可能性も
ありますので。
ゲージレストといって、ゲージから出さず、餌や水も動かずに取れるように
してあげてくださいね。
ちなみに、片手が動かなくても、案外ウサギさんはそれなりに不自由なく
動けるようですよ。
お大事になさってくださいね。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー