けりーずはうす先生の言われていることも、可能性として十分あると思いますが、精神的な問題も、まだ除外出来ないような気もします。
　これは私の愛猫（11才）のケースですが、２年前に頸部皮下にあった腫瘤を摘出。その後２度同じ手術をし、現在、傷は癒えているはずなのに、首に触れられることを嫌うようになりました。手術直前までブラッシングも喜んでいたほどだったのに。
　最近テレビで観たケースで、驚いたことがありました。
ある家庭で1匹の猫が室内飼いされていましたが、一番なついていた息子さんが、進学を
理由に家を離れて暮らすことになりました。彼は愛猫に会うのを楽しみに帰省するのですが、その猫は、彼を見るや否や、激しく威嚇し、攻撃するようになったそうです。勿論、
他の家族に対する態度は変わっていませんし、見知らぬ人が訪ねて来ても、威嚇さえしま
せん。この猫に何が起こったのでしょうか？
　
　あなたと愛猫さんが実家にいた間、彼女にとって恐怖を感じたり、痛い思いをしたり不愉快な事があったりしたかも・・・。それ以降、寝ている時に毛布を掛けたり、背後から接触しようとする時に豹変するということは、彼女の感じた気配が、あなただと確実に認識されていない時だとは言えませんか？

　先入観で言ってはいけないと分かっています。ひとつの体験談として、参考にしていただけたらと思います。