意見交換掲示板過去発言No.0000-200706-29
Re:悪性腫瘍 |
投稿日 2007年6月5日(火)22時38分 投稿者 けりーずはうす
大変お辛い選択ですね。 私も、数年前に学生時代から飼っていた犬を癌で亡くしました。 彼女は、最後の2日前まで食事をしていたくらい食欲が衰えませんでしたので、私も最後まで「安楽死」は考えませんでした。 午前中の診療中に絶命してしていて、間際に傍に居てやれなかったことが後悔となっています。 また、別の猫はわずか2歳半にして胸部に出来る癌で苦しみ、これ以上の苦しみは彼にとって良くないと、安楽死を選択しました。 最期の日まで、自力でトイレをしようと努力をする猫でした。 どちらを選択しても、「ああすればよかった、しなければよかった」と後悔はするものだと思うのです。 それでも、動物があなたを見つめる目が何を訴えているのかは、長く生活したあなたが一番よく理解できるのではないでしょうか。 苦しい息の中、まるで「助けて」と言っていたあの目は、どんな「助けて」だったのでしょうか。 「病気を治して欲しい」の助けてだったのでしょうか。それとも、「早く楽にして欲しい」の助けてだったのでしょうか。 私は後者であったと思っています。 今は、できる限り傍に居て、食べられるようなら、好きなものを食べ、ゆっくり眠れるように介護してあげる時なのでしょうね。 もしも、安楽死を選択しなければならないとしたら、それはなぜか自然とそう思えるのです。 不思議ですよ。昨日まではそう思えなくても、ゆっくり眠っている顔を眺めて心穏やかな時に「そうしよう」と思うのです。 ですから、そう思える日までしっかり介護なさればいいのだと思います。 もちろん、この選択をしなくてもよければそれに越したことはないですね。 さて、ご相談のサプリメントですが、現在サプリメントとして抗がん効果を期待できるものは アガリクス、マイタケを筆頭に数種類のキノコの抽出物の製剤が動物用として販売されています。 その他、メシマコブなど海草からのものも販売されています。 「犬 抗がん サプリメント」で検索してみてください。 bethさん、17年も生きてくれたんです。 どうか、感謝を込めて、できるだけ笑顔で接してあげてください。 それが、今プードルさんが望んでいる一番のことかもしれません。 ネット越しではありますが、応援しています。
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