そうですね。
猫のフードを犬が、犬のフードを猫が食べるのは、お互いにとってよくありません。
猫は、犬よりも多くのたんぱく質やミネラルを必要とするため、犬のフードではそれらが足りなくなります。
逆に、犬は猫の組成では余ったミネラルなどを上手く排泄できないと様々な膀胱結石などになりやすくなります。

ひとつ、おせっかいを。
私の頭の中には、２０歳猫さんと、とっても元気でやんちゃ盛りの犬さんが猫さんにじゃれつき
猫さんは、それをあまり快く思っていない、あるいは子犬さんを避けるように暮らしている姿が目に浮かんできます。
犬でも猫でも、老体になれば体の自由がききませんし、とっさの動きが出来ず子犬の素早い動きに対応できないことも多いでしょう。
また、じゃれつかれたりしてゆっくり眠れないということはないでしょうか（勝手な想像をしてごめんなさい）。

できるのであれば、今、猫さんを自由にしていたことを反省していらっしゃるように、若いこれからの子犬さんを
一部屋だけ入ってはいけないという制限を設けてはいかがですか？
そしてそこに老猫さんの自由にさせてあげるのです。
もう２０年もその好きなときに食べてという生活のリズムがついているのであれば、食生活については変えるのはかわいそうな気がします。
それよりは、そんなに動くこともないでしょうから、猫さんの動きをすこし制限すること、臨機応変に対応できる子犬さんには
全てが自由にはならないことを教えてあげてみてもいいでしょう。

もちろん、子犬さんには飼い主さんと自由に遊ぶ時間を設け、散歩などでしっかり疲れさせてあげてくださいね。