意見交換掲示板過去発言No.0000-200708-103
Re:Re:Re:FIPの検査 |
投稿日 2007年8月20日(月)16時06分 投稿者 プロキオン
>数値が150以下であればFIPではないとうかがいました。他の病院では通常のウイルスとの合計した値が抗体価だとうかがいました。どちらが正しいのでしょうか。 検査方法が異なるのであれば、どちらが正しい正しくないという問題でもないですし、私がそれを云々言える立場ではありません。 前回のお話では、ウイルスを識別すると解釈しておりましたが、どうも抗体価のことを指しておっしゃられていたようですね。 ウイルスそのものであれば、マーカーの識別ができればウイルスそのものの識別も可能なはずですが、抗体の方となるとこれはどうでしょうね? はっきりと言ってしまえば、通常のコロナウイルス抗体が、変異したFIPウイルスに対しても反応して過剰なアレルギー様反応が起きるわけですから、抗体そのものを識別しても疾病の発症する原理からいけば差異はないと言えるのではないでしょうか? また、血清アルブミンからのキャリーオーバー反応や通常のコロナウイルスとの比較のためのコントロールをおいて補整するという抗体検査であれば、ずいぶんと以前から実施されていますし、特別なこととは考えておりません。 今、検査している機関であれば、大抵のところでは合計値による抗体価という表現ではなく、補整されていると思いますよ。
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