意見交換掲示板過去発言No.0000-200709-22
Re:相談です |
投稿日 2007年9月6日(木)11時37分 投稿者 パールちゃん
イヌにはイヌの世界の決まりごとや守るルールがある、多頭飼いはそれを前提にするのが大原則だということを念頭に。。 先輩が新入りを噛むのは新入りを受け入れるための通過点です。極端に言えば「殺さなければ噛んでもいい、むしろ噛むほうがいい」のです。そうやって関係を調整し、イヌはイヌなりに同居のルールを定めていきます。耳を噛んだということはが5年目くんはちゃんと手加減している証拠です。本気で気に入らないならノドやおなかを狙うでしょう。噛む、キャンと鳴く、放す、この繰り返しをしばらく見守るほうがいいでしょう。キャンキャン鳴いたりひっくり返って腹を見せているのに噛むのをやめないときだけ「もういい、やめなさい」と人間が介入してください。そのとき大切なことがいくつか。「噛んじゃだめだ」と先輩を叱ってはいけません。「ほどほどにしなさい」と教えるような話し方をしてください。そして、先輩の前で噛まれた仔犬を抱き上げてはいけません。仔犬を高い位置に持ち上げてしまうとイヌ社会では大混乱の元になります。仔犬をビビリにさせてしまい先輩と打ち解けられない性格にさせてしまいます。 仔犬にとっては試練のときですが、今後なかよく暮らすために必要な教育課程だと思って人間はどっしり構えて見守りましょう。
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