獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200710-173

Re:避妊手術後の出血について
投稿日 2007年10月27日(土)09時38分 投稿者 けりーずはうす

避妊手術はどういったものであったのか、手術を行なった獣医師にお聞きになっていますか?
一口に避妊手術といっても、卵巣だけの摘出、子宮だけの摘出、卵巣と子宮両方の摘出とあります。
もしも避妊手術が卵巣を残す方法である子宮だけの摘出であれば、発情出血をおこしても何ら問題はありません。
というのは、犬は腟部に尿道が開口している為に、どうしても手術時に子宮全てを摘出できないのです。
ですから、卵巣があれば当然残った子宮が発情に反応し、出血を起こすというわけです。

膀胱炎の疑いはなさそうですか?

外陰部からの出血の場合の基本的な見分け方は、その出血が排尿と関連しているか否かです。
排尿とは関係なく、外陰部からオリモノの様に出血がある場合は、子宮あるいは腟が原因で、出血が必ず排尿時あるいは排尿後などであれば膀胱が原因となります。

最近排尿姿勢が長いとか尿は出ていないのに、何度も排尿姿勢をとる(頻尿)、尿の臭いがきついなどの症状も
伴うようなら、膀胱炎であろうと思います。
早めの尿検査など受診するべきと考えます。

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