吐き気はいつごろまで続くものでしょうかについてはいくつかの要素が関係します。回虫がすべていなくなるまで、薬の作用・副作用が消えるまで、回虫によって弱った器官が正常になるまで、寒暖の差に左右されず順調な発育を取り戻すまで等々。あたたかくして、吐き気があるうちはあまり激しく遊ばせたりせず、よく休めるようにしてあげてください。
今朝の黄色っぽい吐いたものは胃液です。仔犬が胃液を吐くときは空腹時間が長すぎるのが理由のこともあるので、夜もう少し遅くに少し食べさせるか、早起きして朝ゴハンの時間を早めるか、もしくは夜中に一度起きて少し食べさせるか(寝不足になるので大変ですが)、空腹を長引かせない工夫をしてみるといいと思います。生後12週まではそんな感じで、それからだんだんとゴハンタイムの間隔を広げていくといいでしょう。
なお、今日このあともしょっちゅう吐くようなことがあれば急いで病院で診てもらってください。吐くだけでなく下痢や軟便が見られたときも。仔犬にとって24時間内に頻繁に起こる嘔吐・下痢は命取りになりますから。
寄生している回虫の数が多かったり、出た回虫を再び口に入れてしまったりすると１回の薬で完全に駆虫できません。2週間後にまた来てくださいはそれを確かめるためのことです。1回だけでいいんじゃない?と自己判断してしまうと回虫だらけになりかねないので、獣医さんの指示を守ってくださいね。