｢キャリー｣との表現ですが、ケージとは違いますか?
キャリーとは、動物を車などで移動する際に使用するケースのことなのですが。
もしも、キャリーケースで過ごしているのであれば、それはちょっとかわいそうだと思います。

ただ、骨折の際の「ケージレスト」というのは大切なことです。
というのは、猫は犬と違い自由にさせていると、すぐに高いところに飛び乗ったり飛び降りたりします。
この時に、力が入りけらない為、着地などに失敗すれば、再び骨折を招いたりする可能性があります。
骨がきちんと癒合するのには、早くて３週間、できれば４週間はしっかりみたほうがいいのです。

もしも、ケージではなくキャリーで過ごさせているのであれば、屋根もしっかりついたケージというものをご購入頂き、そこに入れてあげてください。
そうすれば、足を伸ばして寝られますし、トイレも入れられます。
食餌もトイレの近くでしなくてもよくなります。
かなりのストレスが軽減できるでしょう。

ケージから出たがり、鳴き続けるのも２−３日で諦めますよ。
ただし、心を鬼にして、鳴いている時は見ない、声を掛けない、絶対にドアを開けてだしてやらないを決め込んでください。
鳴けば出してもらえる、声をかけてもらえる構図ができてしまうと、鳴くのは治まりませんよ。

それと、もしかしたら、去勢手術をしていないようなら、発情のために鳴いているのかもしれません。
そうであれば、去勢手術も骨折治癒後に検討なさってみてはいかがでしょうか。