意見交換掲示板過去発言No.0000-200807-10
Re:Re:Re:看護師さんの医療行為 |
投稿日 2008年7月2日(水)10時08分 投稿者 だぬどん
結局のところ、担当の先生をどの程度信頼しているかに尽きると思います。 現在でも、獣医療および獣医師の法的根拠の多くは、「畜産業」が前提になっています。 そのため、小動物対象の動物病院というのは、 法律の隙間のグレーゾーンでなんとかかんとかやっていっている部分が多々あります。 例えばの話ですが、もし法律を厳密に適用すると、 現在使われている薬のかなりの部分が使用不可となり、 救える命も救えなくなってしまう現実があります。 その辺、言葉は悪いのですが、「犬猫だから」ということで お目こぼしいただいている部分が結構あるということです。 看護士さんの問題にしても、現実に即した法的根拠がきちんとできることが理想ですが、 それにはもう少し時間がかかりそうです。 それまでの間は、獣医師の裁量のなかで多少のグレーゾーンがでるのは 現実問題としてやむを得ないと考えます。 そこで、獣医師がどれくらいきちんと看護士さんたちの活動を把握、管理しているか、 個々の看護士さんの力量等を見極め、どの範囲なら自分の責任において任せられるか その見極めをきちんとつけているか、という問題になってくると思います。 というわけで、最初に書いたとおり、飼い主さんにとっては、 結局はその獣医さんをどのくらい信用しているかの問題になってくると思うのです。
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