意見交換掲示板 2008年9月22日(月)10時48分

確かに意見が分かれるところだと思いますので、
あくまで一参考意見として。

ラキサトーン等の毛球除去剤の主成分は流動パラフィンであり、
ほとんど吸収はされないと思います。
よって、副作用というのはあまり考えなくてもよいのではないでしょうか。
ただし、猫のような肉食獣に比べ、ウサギの消化管ははるかに複雑で全長も長いですから、
ホントにどの程度の効果があるのかは、少々疑問もあります。
また、「毛球症」といいながら、ホントにでっかい毛玉ができて閉塞するケースは少なく、
多くは「飲み込んだ毛の刺激その他の原因による胃腸の運動停止」であるといわれており、
その点でも、流動パラフィンの効果は部分的ではないかと感じます。

個人的には、乾草をしっかり食べることの方が、
ラキサトーンよりも予防効果は高いと思っています。
なので、乾草をしっかり食べてくれる子で毛球症の既往歴のない子では、
必ずしも使う必要はないんじゃないかと思います。
ただし、乾草をどうしても食べてくれない子で、既往歴がある場合などは、
予防的投与を考えてもいいかな、と思います。

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