意見交換掲示板過去発言No.0000-200810-13
Re:Re:Re:犬のアオアザについて |
投稿日 2008年10月4日(土)10時00分 投稿者 プロキオン
今回お尋ねの事項は、あまり積極的に答えるのは主治権に触れてしまいそうです。 適当にと言うと語弊が生じてしまいますが、かなり婉曲なレスにします。 >・あざの治癒に必要と考えられる期間 原因と大きさによります。直接診ていないので判断つきかねます。 ただ、打ち身や打撲によるものであれば、1週間もあれば、不明瞭になってくると思います。治療薬を塗布すれば、もっとその傾向があきらかになるでしょう。 >・原因を特定する為に必要と考えられる検査 (先生は様子見るとの判断でした。) 私も臨床家ですから、まずは様子を見ますね。上記であげた治療薬を塗布してみて、痣が消えていく傾向があれば、それでよしとします。 それで消えていく傾向が確認できないのであれば、ステロイド剤や抗ヒスタミン剤の投薬して反応をみます。これは私が腹部の出血性紫斑の症例に遭遇したことがあるからです。 その時の経験からです。 それ以外に出血性素因の原因検査をお望みであれば、これは街医者のレベルよりもより専門性のある検査が実施できる病院へ行かれた方が早いでしょう。 >・考えられる疾患 打ち身打撲以外であれば、今の時点では第三者が病名をあげるべきではないと思います。 私の症例についてであれば、1頭は腫瘍が原因で大学病院で亡くなっています。もう1頭は原因不明ですが、今も元気で再発はありません。そのくらい極端に結果が分かれていますので。 >・高齢の犬に重要な事 「年齢で」ということではないように思います。
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |