意見交換掲示板過去発言No.0000-200810-58
Re:心臓について |
投稿日 2008年10月14日(火)15時55分 投稿者 けりーずはうす
僧帽弁閉鎖不全症は、高齢犬では珍しくはない心臓疾患です。 老齢により名前のとおり僧帽弁が閉じなくなって、血液が逆流します。 その血液の行き先が肺の血管のため、肺で血液の水分が漏出するため咳が出ます。 漏出が多いと肺水腫という状態となり、舌や歯茎の色が白っぽくなったり呼吸困難を起こして命に関わる状態となります。 最近では、この病気の症状のない初期の段階で投薬を始める方法も推奨されているようです。 それでも、この病気についての薬などが昔に比べますと選択肢が増えていますので、病気を持ちながらも 快適に過ごせる時間が長くなったように感じています。 まずは心臓の状態をしっかり検査する必要があると思います。 レントゲン、心電図、エコーなどになるでしょう。 検査結果や犬の咳の状態などと合わせて薬が処方されると思います。
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