意見交換掲示板過去発言No.0000-200812-44
Re:後悔しています |
投稿日 2008年12月18日(木)03時26分 投稿者 パールちゃん
だぬどん先生より早くレスすることをお許しくださいね。 手術をせず、お薬でコントロールして、結果としてその選択でよかったと思いますよ。 もし手術をしていたらと思ってしまうかもしれませんが、たとえ手術をして無事に済んだとしても、若犬のように跳びはねるくらい元気になることはなかったと思います。年齢や心臓の状態や腫瘍のふくらみからして、7月の時点でもう手術するメリットよりデメリットのほうが大きかったといえるでしょう。 手術はせずに注射と薬でコントロールしていったからこそ、10月の危機を乗り越え、痛みを感じている様子もなく、その後は元気そうで穏やかな日々を過ごせたのだと思います。 いちばんいい選択をした、緩和ケアもとてもうまくいった、私はそう思います。 そして、亡くなるときに抱き上げたことは後悔しないでください。 抱き上げずうつ伏せにほっておかれてあと何日か生きるより、抱っこされて腕のなかで旅立てたことをわんちゃんはなによりもうれしく思っているに違いありませんから。 口を3回開けたのはわんちゃんが言いたいことがあったからです。ありがとうなのか、もう大丈夫だよなのか、名前を呼んだのか、それはアメリさんとわんこだけにわかる言葉ですからよけいな詮索はしないでおきますね。 非の打ちどころなくわんちゃんは幸せだったと思います。 お水も流動食もよく食べて自力で歩き出したのなら、痛いや苦しいはなかったでしよう。それがなによりですね。 たくさん血を吐いてさぞやびっくりしたでしょうし、苦しい最期だったんじゃないかと思われるかもしれませんが、いいえ、そうではありません。悪い血を全部だしてすっきりして気持ちよくなって天国へ走っていったと思いますよ。 申し訳ない気持ちを持ち続けるときっとわんちゃんは悲しみます。 だから、後悔しないでくださいね。
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