すでに　だぬどん先生からもレスがついておりますが。

大学病院で、内視鏡検査を実施しているのにも関わらず異常を見つけることができなかったということなら、タイトルにある「胃潰瘍」という診断はどこから出てきたのでしょうか？　大学病院での内視鏡検査であれば、「胃潰瘍」や「糜爛」を見逃すとも思えないのです。内視鏡で異常なしであれば、「胃潰瘍」の診断と矛盾しますし、「胃潰瘍」も「糜爛」もなかったのであれば、出血はどこから来ているのかということになります。
まさにその点こそが正路薫さんが一番知りたいところなのだと思います。

おそらく、血を吐いて近所の病院で「胃潰瘍」という診断が下されて、大学病院を受診したが、「胃潰瘍」がなかったという流れなのではないかと受け取っています。

胃潰瘍については、内視鏡検査の方が直接的で有効性が高いと考えられますが、胃の形態的にも変化が出現しているのではないかと思いますので、レントゲンでそちらの確認も実施されると良いように思います。また、この時に肺野の撮影も併行しておこない、肺からの出血を伴うような病変像があるか否かを確認することになると考えられます。
大学病院ですから、おそらく、そのような確認のための検査もすでに実施しているのではないかと思いますが、そのような検査でも異常が見出されなかったのであれば、原点に帰って、吐いたものが「血液」であったのかというところから考えていかないとならないと思います。

＃　消化管からの下血については省略しました。