意見交換掲示板過去発言No.0000-200903-28
Re:保護した猫が繊維肉腫と診断されました |
投稿日 2009年3月10日(火)10時21分 投稿者 プロキオン
私も田口先生と同じ意見です。本当に線維肉腫であるか否かをキチンと確認する必要があると思います。 仮に線維肉腫であれば、1週間程度の期間で縮小するようなことはちょっと考えられないでしょう。 また、保護された野良猫であれば前足に外傷による肉芽組織が生じている事の可能性の方がはるかに高いでしょうから、これと混同されてしまっていたら困った事となります。肉芽組織は創傷の治癒の過程として生じます。こちらは、あってしかるべき生体の防御反応です。 1週間の経過観察で断脚とするには、いささか早計のように思います。断脚というのは、当の猫にとってはかなり大きな事ですので、断脚せざるをえないというだけの理由をキチンと確認されてからの方がよいと思います。 私も田口先生が言われているように その場で線維肉腫という診断を下す事はできません。病理組織学的検査の結果によってしか下せないない診断名だと思います。
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